NPO・NGOと会計関連のプロボノ

こんにちは。
「餅は餅屋」的な話の続きを。

 
専門家の力を借りた方がいい、NPONGO業務の例を挙げると、経理担当のプロボノさんが分かりやすいかな。
「アニュアルレポートで着目している4か所」で書いた通り、活動計算書(決算報告書のようなもの)は、団体の活動を発信する上での4大重要ポイントと位置付けています。
なので、活動計算書・予算書の作成は外部に向けても、もちろん内部に向けても最重要業務の一つです。


とはいえ発表前の時期も、現場での活動は継続してやる必要があり、結果として人不足となるか、夜遅くまで無理するか…。
収入と支出を見比べて、金額が合わなければ、どこかで計算漏れがあるということなので、最初からやり直し。これ結構しんどいです。


…って時に、漏れなく団体の収入や支出を調べて、正確な計算書を作って頂けるプロボノさんってとても貴重です。
常勤のスタッフさんも、1人安心して会計書類委ねられる方いれば、決算時期も普段のプロジェクトの管理とかに注力しやすくなります。


どことは言いませんが、ある団体では会計のプロの方が、「出張」のような形式で、3~4日団体の事務所に来て集中して書類作る、という事例もあります。
漫然と作成するよりも、何日かこうした日設けた方が作業効率も高いです。

 

今回は経理部門的な立ち位置からプロボノについて考えてみました。
その上で、ファンドレイジングについて言えば、「財務部門的な立ち位置」の要素が強く、「経理部門」ともまた少し着眼点が異なることには言及した上で、今日はここまでとします。


あつい!
水分・栄養補給して、引き続き日々を過ごしていきましょう。ではでは~。