コスパのかかるイベントをより効果的に

こんにちは。
先日、「イベントはコスパ自体はかかる」というニュアンスで話をしましたが、それだけだとそこで止まるので続きの話を。

費用対効果が高いことに越したことはないので、2つの観点から私見を書いていこうと思います。


1 テーマ(集客面)

テーマの部分が明確なイベントは魅力があります。
焦点やイベントを通じて伝えたいことが、明確でないと、「どんな人に向けてのイベントか、わかりにくい」状態となります。
 →    実は「様々なテーマ」って、盛りだくさんな内容なようで、一つ一つのテーマの             吸収が薄くなってしまうリスクも上がる気がする、という懸念が、参加者目線

   だと存在します。イベント開催の「時間枠」も意識しつつ、限られた時間枠で

   深く伝えられるテーマは1つか2つくらいに留まる、というのは意識した方が

   いいですね。

 

それといいイベントって、なぜだか知らんがしょっちゅう日程かぶるんですね。
日曜の昼過ぎ、13時~とか…(休みやすい人が多いのは分かるけどね!)

かぶったらかぶったで、「選ぶ」ことになります。
重複したイベントそれぞれを、短時間でチェックしようと思ったら、タイトルやイベント名の部分はとても重要!
 ・そこで明確なテーマを、イベントページ見た人が受け止めるか?
 ・受け止められるような、タイトル及びイベント紹介ページの見せ方をしているか?

集客をどうするか?という話をする時、ここには十分に時間をかけましょう。
そして開催の中心人物(実行委員相当)間で、意思の共有はしておきましょう。

細部のコンセプトをどうするか?も、大規模イベントで部門が分かれる際には考慮が必要ですが、全体のテーマの共有を先にすれば、「迷ったら全体テーマに寄せる」形で、各々の部門で何かする時に意図を持たせることができます。

 

ここで必要なのが、「最も伝えたいこと以外のことを、削り」、そのイベントが意図している参加者像を明確化することです。
この辺りはターゲッティングや、ペルソナ設定の話とも関連性があるので、別途話してみたいです。

 

 

2 コスト圧縮
出ていくお金の方をどうコントロールするかの話ですね。
安く抑えようとすると、善意の無償ボランティアに頼りがちになるのかもしれないですし、私が昔やっていた活動でも頼ったことはありましたが、善意頼みのイベントは、持続性(次回以降の開催ができるか?)という視点で見た場合、かなり不透明です。

なので、多少時間と経費を使っても、有償ボランティアとして継続的に活動にコミットしてくれそうな専門家・アドバイザーは見つけた方がいいです。
 ・ボランティアさんが持っている人脈
 ・団体が持っている寄付者リスト
などを活用すれば、一から探すよりは、「見つけるコスト」は少し少なくなるかもしれないです。
 (「寄付者リストはデータベース等に一元化して、定期的にメンテナンスする」、ことの重要性にも繋がってくる部分です。)

こうした専門家・アドバイザーの方は、大変お忙しいことが多く、年間でその団体での活動ができる時期は限られていますが、団体の活動内容に共感し中心となって応援するようになって頂ければ、仕事の計画を団体の年間の活動に合わせてくれることもあります。

 

「餅は餅屋」という言葉があるように、イベント準備の「各部分」は、その部分の専門家の方になるべく担って頂いた方が、作業効率や経費面ではより良いでしょう。

 

 

まだ書きたいですが、出勤準備の時間になったので今日はここで。
ではでは~。