アニュアルレポートとファンドレイジング

おはようございます。
先日とある団体から、アニュアルレポートを頂いたので、その話題を。

いわゆる、「年次事業報告書」でもあり、年間の会計報告が付くことが多いです。

 

書面ではない形式だと、会員総会というのが多くの団体には1年に1回あります。
株式会社の株主総会のような位置付けで、ここは多くの団体が力を入れて取り組むイベントです。


前年度の事業や資金使途の報告

今年度の事業や資金使途の説明

これまでとこれからを、じっくり話す貴重な機会なので、会員総会への参加が、応援している団体への帰属意識・コミットメントを大きく高める、ということはあります(某団体の会員総会参加者でもある自分の経験談)

 

ここからはアニュアルレポートの話ですが、ここまでに挙げた総会、日程の都合で参加できないことも多いですよね?
後追いで補うことのできる存在、としての位置付けで、読みたい時時間のある時に読めるアニュアルレポートは、各団体じっくり作っています。


【目的】
1 年間の動きを確認できる
応援しているとはいっても、普段の仕事や生活の中で、常に団体の最新情報を追っていくのはなかなか難しいです。
追えていないと、だんだん入会時の関心も薄れていきがちなのですが、年1回、「この間団体でも色々な事実践してきて、このような成果を上げてきたんだな~」
と思えることが、心理的な満足感に繋がり、引き続き応援…という流れになることが多いです。

2 最初の接点
面白そうな団体見つけた時、最初に何しますか?
私はいきなり資料請求したこともあるのですが、前の年のアニュアルレポートが送られてきて、そこで関心を持った団体の全体像、年間での活動がイメージできるようになりました。

最初の接点はイメージを作る上でも重要です。

 

以上の2つが主要な理由で、NPONGO(企業もそうですが)の多くは、できる限りの資源を投入して、アニュアルレポート(年次報告書)を作成します。
そこで、入会・会員継続・寄付といった意思決定に繋がることが多いです。


冒頭で述べたアニュアルレポート、これから読みます。
ではでは~。