羽根とバッチと「いいことしてます」感

こんにちは~。
今日はこのテーマ。 

私が寄付をする理由としては、利他・善意のみとは限らず、多少利己的な理由もあるということは、時々このブログでも書いています。


1 善意に偏っていない寄付行動

寄付はお金の勉強や自分への投資という側面もあります。
善意のみではありません。


むしろ、善意一辺倒の動機や、「できた人」感を、寄付者は強調するのを避けた方がいいでしょう。


 ・打算的な一面
 ・ぐうたらな一面
 ・おっちょこちょいな一面


数え上げれば多いのですが、私にも上記の面は多数。
はー…。

と前置きはここまでで、ここからが本題。


「善意への偏重、強調は、迷っている人を寄付から遠ざける」

 

「私寄付するのにふさわしい人格かなあ~」と、思ってしまうんですよね。
「いいことしてます感」、寄付者に過剰に見せられると。

 

2 身に付けて強調すべきものではない
※ あくまで持論なので、反対意見を持たれている方は、ご自身の意見を大事にしてください。


「いいことしてます感」を誇示している、との理由から、


 ・共同募金の時期になると着ける羽根(赤いやつや緑のやつ)
 ・何かSDGsが話題になると着けるバッチ


こういうのは、率直に言って苦手。

現時点で私は共同募金に寄付していませんが、寄付していたとしても、身に着ける系のものは、着けたくないです。 


3 ファンドレイジングで気を付けること
自団体のいいところを見せ、寄付をお願いする、というのは、それはそうですが、
「自団体のいかん所を報告にて言及しているか(要改善課題の類)」について、これ結構大事。

 ・何かしようとしているけど、うまくいっていない。
 ・何かが足りない(資金?ボランティア?)・

という課題は、イメージダウンを恐れずに発信した方が、団体の姿勢としては誠実でしょう。

「いいことばかりの内情ではない私達」

を伝えると、資金面(寄付)、活動面(ボランティア)について、
 ・その原因は何か?
 ・自分には何ができるのか?

等、次の関心が出てきます。


整った「よそ行きの発信」していると、「私別に何も協力しなくても、うまくいっているならそれでいいんじゃー」という、「寄付しない理由」が、情報の受け手にとっては容易にできてしまい、上述した「次の関心」も湧いてこないですよ~。

 

「いいことしてます感」、は、寄付者もNPONGOも、ことさらに見せるのはよろしくない。
「いかん所も私たち持っています」感の見せ方も、結構重要。


この2つが伝われば幸いです。
ではでは~。